機械側からの視点①
私自身は装置製造側の人間ですので、施工現場については素人に近いです。
主にハード面についての記事がメインになります。
機械についてのご相談があればいつでもコメント等ください。
実際に施工する職人の方々は大きく次の2つにわかれます。
・施工店に所属しているもの
・一人親方として施工店から仕事を請け負っているもの。
今回は後者について。
もともと施工店等で手元(吹き手)の経験を経て、晴れて独立した方が多いかと思います。
そんな彼らが次のステップに行く為に必要なことが3つあります。
・人材
・営業
・機械
<人材>
次の親方の育成です。
いわゆる番頭やオペレータを育て、抱えることで自身がフリーになります。
<営業>
より安定的に仕事を受注できるように色々なところに顔を出しましょう。
腕と臨機応変に対応することで信頼を得て、次へつなげます。
<機械>
吹付機、トラック等を用意し、チームを増やします。
2チームを抱える管理人となれば、後は効率よく運用するのみです。
営業は親方の顔と対応力次第。
人材は親方の人としての魅力次第。
機械は効率次第。
少しでも安く購入する。メンテナンス時期を遅らす。ことではありません。
①現場でチームAの機械が故障。緊急でメンテナンスを依頼。1週間ストップ。
②機械の調子が悪くなくても定期メンテナンスを依頼。予備品の確保。
①と②ではどちらの損失が大きいか。
そうですね。
①です。
何故か?
・人材への影響。 ストップ期間、チームAへの保障問題。
・営業への影響。 工期遅れ。信用の問題。
・機械への影響。 故障後の修理は往々にして高額になりやすい。
イイことがありません。
続きは次回に。